【ラジオ出演】RCC 『ヒロマツ サタデー・ピットイン ~SeasonⅡ~』
スパークリングレモン酒
「MIKADO LEMON」の ストーリー
舞台は瀬戸内海に浮かぶ人口約20名の小さな離島、三角島。
私たちは2016年より三角島(みかどしま)の一角に土地を借り、農薬、ワックス・防腐剤や化学肥料を一切使用しないことにこだわったレモンの栽培を行なっています。
全く初心者の状態から始めたレモン栽培。一時はほぼ全ての木が枯れかけたこともありましたが、地元の方々のお力を借りながら試行錯誤を続けた結果、徐々に木の状態は改善し、元気なレモンが実るように。
それ以来、なお一層、レモンやレモンを育んでくれる太陽、風、水、土壌、土中の微生物などの自然と共生する農業を大切にするようになりました。
協業するのは呉市に根付く老舗酒蔵
「三宅本店」三角島で栽培されたレモンを原料に酒を醸すのは、三角島がある広島県呉市に江戸末期から根付く老舗酒蔵「三宅本店」。
仕込み水は呉市北部にある灰ヶ峰の伏流水、酒米には広島県産「千本錦」を使用。地元の自然や素材を生かす酒造りを大切にしています。
こうして原料、醸造共にこだわり抜いて完成したお酒こそが、スパークリングレモン酒 MIKADO LEMONです。
日本酒を介して
「土地との結びつき」を提供します三角島でレモン栽培を行う畑は、どなたにでも開放された場にしたいという想いを込めて「オーガニックレモンガーデン」と名付けています。
MIKADO LEMONを通じて、2016年からは累計で500名以上(*1)の方々が三角島を訪れてくださいました。多くの方々がオーガニックレモンガーデンに入り、 汗を流し土で汚れながらもレモン栽培や植樹を楽しんでくださっています。
中にはじっくりと三角島に滞在をする中で 海の音に耳を済ませ、星空を眺め、島を散策し、地元の方との交流を楽しむ方も。
このように酒を介した、「土地を体感する場、時間、経験」こそ私たちがMIKADO事業を通じて提供したいことです。
栽培体験での楽しかったこと・大変だったこと、産地で見た景色や出会った人々の顔。
MIKADO LEMONを手に取ることで そんな記憶が呼び起こされた時、そこに生産者と消費者の垣根は無くなるのではないでしょうか。
このような体験を一人でも多くの方に提供するサイクルを繰り返すことで、その土地の価値すらも最大化されてゆくことを期待しています。
そして、「三角島×MIKADO LEMON」のプロジェクトは、あくまで一号案件にすぎません。
私たちは今後、同じモデルを全国各地で実施することを目指します。
*1:2018年8月現在