【ナオライ瀬戸内通信】夏場の畑に向けた雑草対策

みなさんこんにちは、三角島レモンガーデンにはすでにレモンの実が成りはじめていますが、いかがお過ごしでしょうか?瀬戸内チームの久比・三角島での日常をお届けしているナオライ瀬戸内通信vol.6。今回の記事は夏場の畑に向けた雑草対策のお話です。

夏は毎日が”雑草との戦い”

まだ夏場の畑を体験したことのない私ですが、地元の農家さんが口を揃えておっしゃるのは、「夏場はとにかく雑草との戦い」だということ。どんな雑草と格闘しているかというと、主にはセイタカアワダチソウという上に向かって高くまっすぐ伸びる性質の雑草や、野葡萄やヘクソカズラという他の植物に巻きつくことで上へ上へと成長していく蔓系の雑草たちが挙げられます。セイタカアワダチソウがレモンの木の周りに生えて木の高さよりも成長すると日当たりが悪くなったり、野葡萄が枝に巻きついてすごい威力で枝を締め付けてしまうと幹が傷んでしまったりと、雑草の蔓延は最終的にレモンの木が枯れてしまうことにも繋がります。


手前に見えるのがレモンの木を覆ってしまっているセイタカアワダチソウ

また、ナオライのオーガニックレモンガーデンでは、土の中の微生物など畑に住む生き物が生き生きと活動出来るような環境でレモンを育てたいという想いから、除草剤を使用していません。そのため畑は雑草が多く茂っていますが、これはレモンの木にとってあまりいい状態とは言えません。雑草が生えていることで地面が乾燥せず湿度を保つことができるという良い面もあります。しかし、まだまだパワーの少ない苗木だけでも雑草から守る必要があるため、今回は土壌改良の効果もあるクローバーの種を苗木の根元周りに撒いてみることにしました!

クローバーが雑草対策や肥料に!!


去年の苗木周りの様子。苗木の周りをクローバーが覆っている

クローバーは緑肥とも言われていて、植物の栄養になる窒素を多く含んでおり刈って土に混ぜ込めば天然の肥料になります。またクローバーはセイタカアワダチソウなどと違ってある程度の高さまでしか成長せず、仮に苗木の成長の邪魔になることがあっても簡単に踏み倒したり、少しの力で除去することができるため、レモンの木にとっても嬉しく、作業する人もかなり楽になります。


今回撒いたクローバーはニュージーランド産のホワイトクローバーという種類

現在、種まきをして一週間経たないうちにクローバーの芽が出てきています。これから地面がクローバーで覆われていくのがとても楽しみです。クローバーの他にもハーブを苗木周りに植えることで、作業中に地面を足で踏んだ時にハーブの香りが広がったり、休憩にハーブウォーターが作れたりなど、レモンの木も快適に育つことが出来ると同時に、農作業をしている側の楽しみがたくさんあるような畑にしていきたいなと思います。

ライター紹介

小田 日奈

瀬戸内チームにてレモンの栽培・加工を担当。広島市立大学の芸術学部油絵科を卒業後、農業と美術に繋がりを感じ、4月からナオライに入社。農業の傍ら久比のアトリエにて制作中。